出光興産がプラスチックのリサイクル工場を建設スタート 2025年度下期に稼働
石油製品大手の出光興産は同社千葉事業所の隣に使用済みプラスチックをリサイクルするための新工場を稼働させるという。
そのため29日に地鎮祭を行い、建設工事を始めたと発表した。
実際の稼働は2025年度の下期を予定しているという。
工場を稼働させるのは、同社の子会社であるケミカルリサイクル・ジャパン株式会社(以下CRJ)。
このCRJに持ち込まれた使用済みプラスチックからケミカルリサイクル油(CR油)が生産され、出光グループの既存施設にて精製・分解・重合して、リニューアブル化学品やリニューアブル燃料油が作られるという。
新工場の処理能力は年間2万トン。
出光興産とCRJは「本事業を通じてカーボンニュートラル社会および循環型社会の実現に向けて取り組んでまいります」とのこと。
【参考】
ケミカルリサイクル・ジャパン株式会社(→link)