東京国立博物館 特別展『神護寺』にて薬師如来立像薬壺のサステナブルアート販売
上野の東京国立博物館で『創建1200年記念 特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」』が9月8日まで開催されている。
サステナブルグッズを販売する株式会社ぺノンは29日、このイベントで神護寺の国宝「薬師如来立像」が手に持つ「薬壺」をモチーフにしたウッドポストカードを販売すると発表した。
このウッドポストカードは、不要になった端材や廃材をリサイクルした木材を使用して作られている。
デザインを手掛けた豊田弘治氏は、カラフルでピースフルな作品づくりを得意とするアーティストで、今回は平安初期彫刻の最高傑作ともされる神護寺の薬師如来立像の薬壺をモチーフにポストカードが作られた。
リサイクル木材が用いられたこのカードは、しっかりとした硬さと独特の感触があり、98円切手でポストに投函できるだけでなく、そのまま立てかけて楽しむことも可能。
神護寺の色彩が鮮やかに描かれたカードの中には806年に唐から来日した空海の姿も見つけられるという。
森林認証木材の活用と脱プラスチックの推進を進めるペノンでは、今回、このポストカードだけでなく美濃焼の廃材をアップサイクルさせたアートマグネットも同時に販売。
こちらは陶器ならではのしっとりとした質感と豊田弘治氏によるデザインがマッチしていて、高級感のある仕上がりとなっている。
【参考】
株式会社ペノン(→link)