沖縄の中学生がサトウキビ由来の環境配慮型Tシャツをデザイン&マーケティング&販売
サトウキビ由来の環境配慮型Tシャツを沖縄県の中学生が制作。
8月3日~4日に同県内の商業施設「イーアス沖縄豊崎」で店頭販売会を行い、8月14日からはオンラインストアでの販売も始まる。
中学生のTシャツ制作とは一体どんなものなのか?
そもそもこの企画は、京都に本社のあるBioworks株式会社が発案。
沖縄県南部を拠点に活動するバスケチーム「THE SOUTH」の中学生を対象にして、Tシャツの販売を通じて環境問題とビジネスを学ぶプロジェクト「NEXT VISION LEADERS(ネクストビジョンリーダーズ)」から始ったものだ。
「THE SOUTH」では、バスケットボールだけではなく、沖縄の自然を守るための人材育成を目標に掲げており、今回のTシャツ制作においては同エリアの特産物として知られるサトウキビ由来の素材「PlaX」を使用。
「PlaX」はポリエステルと比較してCO2の排出量が削減され、生分解性もあり、焼却廃棄時のCO2排出量も大幅に削減できるという。
制作に取り組む中学生たちは、Tシャツのデザインや価格設定はもちろん、収益を上げるためのマーケティングなども学んだ。
具体的には、ユーザーの心に届けるための写真や文章などの“ストーリー”を自分たちでSNSに公開し、集客に努めたという。
そして迎えた8月3日~4日の店頭販売では計63枚もの売上に繋がった。
8月14日から始まるオンライン販売はTHE SOUTHの公式オンラインストアから(→link)。
価格は税込5,500円でM・L・XLの3サイズがある。
【参考】
THE SOUTH公式オンラインストア(→link)※8月14日から販売開始
Bioworks WEB(→link)