家庭の野菜くずを肥料にして作られたエコなトマト:らでぃっしゅぼーやで販売
家庭から出る野菜くずを専用の乾燥機で処理し、それを肥料に契約農家で育てられた野菜を定期会員に販売する取組が食品宅配サービス「らでぃっしゅぼーや」で行われている。
生ゴミを肥料化すれば、可燃ごみに係る燃料費の負担が軽減されるだけでなく、資源の再利用をすることで肥料製造のコストも削減されるなど、良いことばかり。
こうして作られたエコなトマトが現在「らでぃっしゅぼーや」で発売中だ。
「らでぃっしゅぼーや」では、2001年から定期会員の家庭から野菜くずを回収し、それを肥料にして作られた野菜を販売するという取組を実行してきた。
様々な原材料が混ざっている野菜くずは、アミノ酸が豊かになり、肥料として優秀で、野菜を美味しくしてくれる。
こうして作られたのが、夏のトマトの代表的な品種である「桃太郎」であり、現在、同サービスで発売されている。
「らでぃっしゅぼーや」を展開するオイシックス・ラ・大地株式会社では、同サービス以外でも持続可能な小売業に取り組んでいて、畑から食卓までサプライチェーン全体でのフードロスゼロを目指しているという。
【参考】
「らでぃっしゅぼーや」(→link)