JALと横浜市が提携しダイエーも協力 SAF用の廃食用油 6月から本格回収をスタート!
持続可能な航空燃料(SAF)を製造するため、各家庭の廃食用油に注目が集まっている。
常に飛行機へ供給していくためには、普段からの絶え間ない廃食用油の回収も欠かせないとして、横浜市とJALは連携協定を締結。
2024年3月から5月にかけて、横浜市内のイオンフードスタイル鴨居店で試験運用していたが、今後も継続的な運用が可能との判断に至り、6月5日から本格回収を始めている。
JALの目標は、全燃料搭載量のうちSAF燃料が占める割合を2025年度に1%、2030年度に10%まで引き上げること。
その活動の一端として横浜市と提携して、廃食用油の回収に努めてきた。
具体的には、株式会社ダイエーが運営するイオンフードスタイル鴨居店に回収ボックスを設置し、各家庭で使用された廃食用油を直接その中へ流し込んでもらうというもの。
常温で液体の状態を保っている植物性油が対象で、マーガリンやバター、ドレッシング、あるいは飲食店から出される油は対象外(油の種類の詳細はこちらへ→link)。
今年3~5月にかけての試験運用が上手くいったことから、今後はイオンフードスタイル三ツ境店・同港南台店も含めた3店舗で回収を進めていく。
【参考】
日本航空(→link)