24時間OKの生ゴミ回収箱「i-BOX」が千葉県市川市に設置される
ゴミ収集員や焼却場にとって“生ゴミ”は最大の難敵です。
とにかく水分が多い!
それだけで重量は重くなるばかりか、おまけに臭い!
いざパッカー(ごみ収集車)で回収した後に燃やすときも、臭いを含んだ大量の水分ですから焼却の邪魔となり、余計な燃料費もかかってしまう。
つまりは余計な税金がかかるってことで、本当に厄介な存在なんですね。
しかし、僕に解決法を言わせてください。
驚くほどに簡単です。
各家庭で生ゴミの水分を絞ってもらう――あるいは乾燥させるだけで、おそらく収集の負担は体感60~70%以上は軽くなり、燃料費も一気に軽減されるでしょう。
むろん非現実的な話だってことはわかっちゃいます。
毎日のように出る生ゴミをいちいち乾燥させてらんない。
生ゴミ処理機を買おうにも値段が高い上に、いまいち使い方や効果もわからない。
そこで市川市が導入を進めているのがコチラ。
24時間いつでも回収できる生ゴミ専用のゴミ箱「i-BOX」です!
ご覧の通り「高さ140cm、幅60cm、奥行65cm」と郵便ポストほどのサイズ。
市川市では「可燃ゴミの4割は生ゴミ」だとして、この「i-BOX」の設置を進め、回収した生ゴミはバイオマス施設で発電に利用されるんですって。
燃料費を浮かせた上に発電でお金を稼げちゃうんですね。
数年後には市全域に約300基も設置する予定だというんですから市川市民が羨ましかー。
なお、i-BOXの利用には事前の登録が必要になり、フタを開けるには専用のQRコードが必要となります。
人件費をかけず、勝手に色んなゴミが捨てられないようにも配慮されているんですね。
全国でも普及して貰いたいです。