妖怪美術館の立体造形がやってきた「SDGs×妖怪展」イオンモール岡山で開催
香川県の小豆島にある妖怪美術館(→link)。
そこには世界中から903体もの妖怪(立体造形)が飾られているが、イオンモール岡山で7月28日まで開催される「SDGs×妖怪展」に17体が登場する。
例えばこちらは清水祐希さん作の現代版「唐傘お化け」だ。
見るからに、捨てられたビニール傘の怨念が妖怪になったようなカタチをしており、足元は木製の下駄ではなくプラスチック製のサンダル。
イベントの文字通り“目玉”であり、今回のテーマを象徴するような作品に仕上がっている。
お次は、水の節約を訴えるカッパである。
言うまでもなく、カッパは水がないと生きられない。
頭部の皿が乾くと死んでしまうわけで、彼は言う。
「シャンプーや歯磨きの時に水を出しっぱなしにするやつを探しに来たぞ!」
思わずドキッとしてしまう方も少なくないだろう。
お次は雪女である。
名前は「ユキ」。
「地球温暖化のため冬眠します」とのことで1997年12月以来眠っているそうだ。
お次は化鯨の登場。
海へ流れ出る大量のゴミ。
それを流す人間を祟るのが、この化鯨。
魚や鯨がゴミを食べ、それはいつしか巡り巡って人間へ……。
なぜゴミをポイ捨てする人間が出てしまうのか。
最後は、生物多様性を訴える鬼の登場である。
自然の保全を訴える鬼。
いわば妖怪の親分的存在のようで、生態系の保護や森林管理、あるいは砂漠化を食い止める行動を啓発している。
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こうした立体造形を楽しめるイベントがイオンモール岡山6階の環境学習プラザ「アスエコ」で開催中!
時間は10~19時で、毎週火曜日は休み。
入館料は無料となっている。
【参考】
小豆島ヘルシーランド株式会社(→link)