妖怪美術館の立体造形がやってきた「SDGs×妖怪展」イオンモール岡山で開催

2024年4月30日ニュース

香川県の小豆島にある妖怪美術館(→link)。

そこには世界中から903体もの妖怪(立体造形)が飾られているが、イオンモール岡山で7月28日まで開催される「SDGs×妖怪展」に17体が登場する。

SDGs妖怪展
清水祐希さん作

例えばこちらは清水祐希さん作の現代版「唐傘お化け」だ。

見るからに、捨てられたビニール傘の怨念が妖怪になったようなカタチをしており、足元は木製の下駄ではなくプラスチック製のサンダル。

イベントの文字通り“目玉”であり、今回のテーマを象徴するような作品に仕上がっている。

お次は、水の節約を訴えるカッパである。

西坂真人さん作

言うまでもなく、カッパは水がないと生きられない。

頭部の皿が乾くと死んでしまうわけで、彼は言う。

「シャンプーや歯磨きの時に水を出しっぱなしにするやつを探しに来たぞ!」

思わずドキッとしてしまう方も少なくないだろう。

お次は雪女である。

手代木チカさん作

名前は「ユキ」。

「地球温暖化のため冬眠します」とのことで1997年12月以来眠っているそうだ。

お次は化鯨の登場。

曽根有亮さん作

海へ流れ出る大量のゴミ。

それを流す人間を祟るのが、この化鯨。

魚や鯨がゴミを食べ、それはいつしか巡り巡って人間へ……。

なぜゴミをポイ捨てする人間が出てしまうのか。

最後は、生物多様性を訴える鬼の登場である。

池田貴宏さん作

自然の保全を訴える鬼。

いわば妖怪の親分的存在のようで、生態系の保護や森林管理、あるいは砂漠化を食い止める行動を啓発している。

こうした立体造形を楽しめるイベントがイオンモール岡山6階の環境学習プラザ「アスエコ」で開催中!

時間は10~19時で、毎週火曜日は休み。

入館料は無料となっている。

【参考】
小豆島ヘルシーランド株式会社(→link

 

2024年4月30日ニュース

Posted by バケツ君