静岡県SDGsビジネスアワード2023で9団体が受賞~県知事賞に輝いたのは?

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未来に向けて環境問題の解決に取り組む企業は実際どんな取組をしているか。

環境省や経産省など関連省庁の後援を得て、静岡県「くらし・環境部 環境政策課」は3ヶ月に渡る調査を実施。

3月21日に成果発表会と表彰式が行われ、「スモールエリアで完結する農産物加工事業」を手掛ける株式会社平出章商店(浜松市)が静岡県知事賞を受賞した。

株式会社平出章商店による「スモールエリアで完結する農産物加工事業」とは、静岡県内の小規模事業者に向けて農産物の加工や物流を行うためのネットワークづくりを実施。

「地元のものは地元で加工」を目的に、静岡県内で不足している農産物の加工場や冷蔵・冷凍庫を共同で利用できるようにして、CO2の排出量や食品ロスを減らすことを目指している。

その他の受賞者は以下の通り。

イベント主催者の静岡県くらし・環境部では「9団体の皆様の事業アイデアは、いずれも地域の環境課題等を的確に捉えられ、柔軟な発想で取り組まれ、大変な熱意も感じられました」としている。

◆優秀賞

株式会社アサギリ(富士宮市)

「余剰牛ふんやバイオ炭を活用した広域連携による持続可能な循環型システムの構築」

株式会社折兼(浜松市/富士市/愛知県)

「植物由来原料の容器を用いた再資源化・資源循環の取り組み」

株式会社サインクリエイト(浜松市)

「太陽光で走行可能な最もSDGsな小型EV 〜“電池革命”と「クルマの乗り方改革」〜」

◆奨励賞

NPO法人Earth Communication(御前崎市)

「静岡の自然を遊ぶ!学ぶ!未来にのこす! ~Earth Communicationの取り組み~」

IKIMON株式会社(浜松市)

「IkimonHub 生物の観察投稿から繋がる・広がるSNS 〜市民参加型で生物情報データベースを構築!〜」

株式会社インターステラ(沼津市)

「“インナーマインドウェア”を世界へ 〜静岡から始まるサステナブルな滞在着の挑戦〜」

大日株式会社 伊豆パノラマパーク(伊豆の国市)

「限りある資源を枯渇させない! ~規格外食材を有効利用し食の豊かさを守り健全な生活を~」

株式会社トライ・カンパニー(沼津市)

「環境負荷を軽減する保冷材の開発 ~自然に還る保冷材(ゴミにならない保冷材)の取組み~」

【参考】
静岡県SDGsビジネスアワード事務局(→link

 

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Posted by バケツ君