使用済み段ボールを再び段ボールにして水平リサイクル:佐川急便グループ

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佐川急便グループの佐川グローバルロジスティクス株式会社が、段ボールのクローズドリサイクル(水平リサイクル)を進めている。

段ボールを再び段ボールとして再商品化することであり、同社では2024年2月からこの取組を始めていると発表した。

佐川急便グループが段ボールの水平リサイクル

物流センターを持つ佐川グローバルロジスティクス株式会社では、大量の使用済み段ボールが発生する。

従来は、古紙問屋を介して製紙会社へ使用済み段ボールが運ばれ、その後はリサイクル原紙として海外へ販売されたり、再び段ボールとして市場へ流通していた。

今回の取組では、その工程を抜本から改革。

同社で発生した使用済み段ボールが古紙管理会社へ運ばれ圧縮加工すると、今度は製紙会社で段ボールになり、再び物流センターに預けられるという流れだ。

同社の物流センターと顧客が循環させることで、段ボールの無秩序な廃棄を削減することができ、将来的にも安定して段ボールを利用できるようになる。

リサイクルで製造される段ボールはFSC認証も取得。

箱には同社独自の「クローズドリサイクルマーク」が印字されていて、顧客と共に循環型社会への実現に向けて取り組んでいくとしている。

【参考】
佐川グローバルロジスティクス株式会社(→link

 

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Posted by バケツ君