書き損じの年賀ハガキや使用済み切手が子供の命を救うワクチンになる
未使用のハガキや切手だけでなく、書き損じの年賀ハガキや使用済み切手を回収して、途上国の子供たちにワクチンを贈る――。
「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」では、こうしたキャンペーンを実施中。
2023年に集まった支援の総額はポリオワクチンにして558,506人分に達したという。
途上国においてはワクチン接種ができないばかりに、ポリオや結核、はしかなどの感染症が子供たちの脅威となっていて、一日4,000人もの命が奪われている。
JCVでは、そうした途上国の子供たちに向けてワクチンを贈る活動を実施。
UNICEFや各国の保健省と協力して、1994年以来30年の活動を続け、これまで世界10カ国・1億2千万人以上の子供たちに送り届けて来た。
書き損じのハガキや使用済みの切手、あるいは未使用のハガキ・切手などを回収して、ワクチン支援に変えるイベントは今年も継続するとのことで、今後も広く個人や企業に向けて呼びかけていくという。
未使用のハガキ10枚でポリオワクチン29人分、25枚で7種のワクチンと注射器4人分、使用済みの切手1kgでBCGワクチン50人分の支援になるとのこと。
送付先の住所は以下の通り。
〒108-0073
東京都港区三田4-1-9
三田ヒルサイドビル 8F
「世界の子どもにワクチンを 日本委員会 はがき回収キャンペーン係」
【参考】
「認定NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会(JCV)」(→link)