日本車の中古パーツを求めるアメリカ人が観光ツアー:アップガレージ
日本車好きのアメリカ人が中古パーツを求めて日本へやってくる観光ツアーが実施されている。
現地メディアのDSPORT Magazine(→link)の呼びかけで約15年間も行われていて、今年は1月に東京オートサロンとアップガレージ町田総本店にやってきた。
参加者は全部で45名。
DSPORT Magazineの編集長で、ツアーの企画立案者であるMichael Ferrara氏によると、アメリカでは自分のガレージで自ら車をカスタムする人が多く、中古パーツの需要が高いとのこと。
その中で日本のクラシックカーは人気が高いにもかかわらず、パーツの入手が困難なため、日本へやってきて自分の目で見ながら買い物をすることは「宝探し」だという。
特に中古のカー用品やバイク用品の買取販売を行うアップガレージは種類や品数も豊富なことからアメリカ人にも人気が高く、2024年3月にはカリフォルニアで米国1号店が出店されるという。
Michael Ferrara氏は「実物を見て、手に取って選べるのはいいですね。目的ありきの買い物ではなく、気に入った商品をどう自分の車で活かすか、それもアップガレージの楽しみ方の一つです」と語る。
環境に配慮した電気自動車の導入も大事だが、今ある資源を有効に使い続けるのもまたエコな取組。
お宝ともなる中古自動車ならびに中古パーツはまだまだ日本中に眠っていそうなだけに、リユース市場はまだまだ盛り上がりの余地がありそうだ。
【参考】
アップガレージ(→PRtimes)