サントリーと大阪大学がペットボトルの水平リサイクルで提携
サントリー食品インターナショナル(株)と大阪大学は29日、同大学内のキャンパスで集められた使用済みペットボトルを新たなペットボトルに生まれ変わらせる水平リサイクルを始めると発表した。
大阪大学は「豊中」「吹田」「箕面」の3つのキャンパスがあり、学部毎に学び舎が分かれている。
今回はこの3キャンパスに水平リサイクル用のボックスを設置。
「ボトルは資源」として回収され、集められた使用済みペットボトルはリサイクル加工を経て、再びペットボトルとして用いられる。
この取組は新入生が入ってくる2024年4月から開始される予定とのこと。
サントリーグループでは、2012年に国内清涼飲料業界では初となるリサイクル素材100%のペットボトルを導入するほか、CO2排出量を低減する「FtoPダイレクトリサイクル技術」の開発など、長年にわたって技術開発を進めてきた。
今後2030年までにペットボトルの100%サステナブル化を目指し、大阪大学と提携を進めた形だ。
両者は「ペットボトルを資源として循環させていくことで、持続可能な社会の実現に貢献する」と述べている。
【参考】
サントリーお客様センター(→link)