世界の観光都市ランキングTOP100で東京が初のベスト10入り!
経済や観光、衛生、持続可能性などの指標を用いて、世界の魅力的な観光都市をランク付けした結果が、英国の調査会社から発表された。
日本では東京が4位、大阪が16位に入り、東京は初のベスト10入りを果たしている。
今回レポートを発表したのは英国ロンドンに本拠地のあるユーロモニターインターナショナル。
同社の「Top 100 City Destinations Index 2023(2023年トップ100都市デスティネーション・インデックス)」において、
・経済実績
・観光パフォーマンス
・観光政策と魅力度
・観光インフラ
・衛生、安全
・持続可能性
という6つの分野で計55項目の指標を用いて、世界各国の都市が格付けされ、昨年20位だった東京は、今年一気に順位を上げて4位にランクインした。
同じく昨年42位だった大阪も、今年は16位と健闘。
2022年から続いている円安傾向が日本の観光面でプラスに働いており、他にも京都が27位、札幌58位、福岡61位と全国の有力都市が名を連ねている。
同調査チームの担当者は、観光面における持続可能性の重要性にも言及。
「観光都市たちは、再生可能エネルギーの活用、グリーン建設、リサイクルプログラムの開始、排出ガスを出さない交通機関への投資など、持続可能性を高めるためにさまざまな手段を講じている」と述べている。
なお、上位TOP10は以下の通り。
1. パリ(1)
2. ドバイ(2)
3. マドリッド(4)
4. 東京(20)
5. アムステルダム(3)
6. ベルリン(8)
7. ローマ(5)
8. ニューヨーク(10)
9. バルセロナ(9)
10. ロンドン(6)
※()カッコ内の数字は昨年の順位
パリは2021年、2022年に続き、三年連続でトップに輝いた。
【参考】
Euromonitor International Limited(→PRtimes)