宇宙もサステナビリティ時代~スペースデブリ問題を学べる「オーピタリウム」とは
宇宙ごみ(スペースデブリ)の除去などをはじめ、人工衛星の軌道上で各種サービスに取り組む株式会社アストロスケールホールディングスが、宇宙のサステナビリティを学べる見学施設「オーピタリウム」を7月5日にオープンします。
現代の日常生活に人工衛星は必要不可欠です。
通信やGPSなどに利用されていて、こうしたサービスを可能にする人工衛星は宇宙の「軌道上」を回っています。
軌道にも、よく使われるものとそうでないものがあり、宇宙開発が加速するにつれ人気のある軌道は混雑を始めていて、実際に、宇宙ごみと人工衛星が衝突する事故なども発生するほどです。
宇宙でもサステナビリティが求められる時代となっており、そうした諸問題について取り組むアストロスケールでは、より多くの人に知ってもらいたいと見学施設の「オーピタリウム」を解説することとしました。
場所はヒューリック錦糸町コラボツリー2階で、7月5日以降8月末までの水曜日と金曜日に無料で見学可能。
主なコンテンツは以下の通りです。
◆地球と宇宙のつながりについて感じることのできる円形シアター
◆軌道環境やスペースサステナビリティの取り組みについて知ることのできる展示エリア
◆衛星の製造や部品の試験を行うクリーンルームでの最先端の開発を見学できるスペース
◆ここでしか手に入らないアストロスケールオリジナルグッズの販売
宇宙への取り組みが夢物語ではなく、日常的なものになってきたからこそ問題となる宇宙ごみ。
小学生の夏休みの宿題として良いかもしれません。
【参考】
オーピタリウム(→link)